今日も畑作業(9/1)

学生コミュニティーサロン『Spot!』

2011年09月04日 12:25

今日も昨日に引き続き、政庁跡地で畑作業をしました。
みんな作業にも慣れてきており、昨日の反省を生かし、
周囲への気遣いも意識できていました。

畑作業をした後、お昼は宮城県の郷土料理である
「あぶらふ丼」を頂きました。
沖縄の味に似ていて、少し沖縄が恋しくなりました。笑

午後は、みんなで政庁跡探索ツアーに出かけました。
チームごとに政庁跡地の良い所や改善点、
活用アイディアを考えながら歩きました。



歩いている時からたくさんの意見が出て、
みんなで同じものを見ていても、それぞれが違う視点でみているから面白かったです。
研修先である株式会社ファミリアの島田昌幸社長に言われた
「イメージがわかないから、大学(生活)が楽しくない。」という言葉が印象に残っていて、
実際に現場で動くことによって、自分のやっているもののイメージが掴め、
そこからまた新しい可能性を見出したり、考えを深めたりすることが、
自分の楽しみに繋がるのかなと感じました。

政庁跡地の発展を想像すると、そこに集まっている人の笑顔が浮かんできて、
とてもワクワクしました。こうして具体的なイメージが持てると、
次の行動に移すことができると思うので、
いつもその先にあるものを考えながら行動したいと思います。



政庁跡地について考える中で、沖縄と比較したり、
沖縄に置き換えてみたりしました。そうすることで感じたのは、
沖縄についても知らないことが多いということです。
大好きな沖縄なのに、知らないことが多いと言うのはさびしいなと思いました。
これから地元についてもっと学びたいです。

・新しいものを生み出すだけでなく、あるものをどう生かしていくか。
・資源の可能性を考え、実行に移していく。

これは多賀城市のみでなく、沖縄やその他の地域にも言えることだと思います。
このことを意識して、日々を過ごしてみたいと思います。

私たちが今回行っているボランティア活動について考えると、
私たちはボランティアとしてきてるけど、今のところ与えてもらってばかりで、
被災地の方々の助けになっているかは正直わかりません。
むしろ、自分たちの将来に投資してもらっています。
だからこそ、これから恩を返していくために努力したいと思います。

私たちにこれからできる事
私たちがここで見て聞いて感じた事
それを皆で情報交換して、共有して伝え合うこと。

そして、ここに来ることができない人たちとも交流して
新しい可能性を見つけていくこと。
被災地に来ることができなくてもできる事は何かあると思うし
それを考えて、何も見つけきれなくても
震災に対する関心が高まる人が少しでも増えることで
プラスになるし、
ただ何となくで募金するよりも意味が変わってくると思います。

また、被災地に対してだけでなくて地元地域で抱えている問題に
対して新しいアイディアが生まれて、違う形でいい結果に繋がるように思います。

では、また明日*


報告者:野原 優一  津嘉山 絵美

[xBridgeスタッフより]
今回のプロジェクトのゴールのひとつに、
「被災地での経験を沖縄の未来に生かす」ということがあります。
そのゴールまでの道のりのスタートラインが見えてきたのではないかな?と
今日のブログを読んで思いました。
災害現場にお邪魔しているという謙虚さを忘れずに、
アンテナを立てて頑張ってください。


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